成田亨

ちょっと前ですがゾワゾワしたくなりまして買ってしまいました。
『野口竜の世界』も欲しかったんですが、1万3千円もするのでとりあえずパス。

これこそが「怪獣」かもしれないと思い始めました。
ゴジラからなる東宝怪獣は主に実在の生物を大型化する方向で作られていました。
しかしそういうところから離れて発想された成田のウルトラ怪獣や宇宙人は、ほんとに別世界・別宇宙・別次元からやってきたものという感じ。
本人による縛りとして、「生物をそのまま大きくしない」「グロテスクな怪物(スプラッター的な)にしない」というのがあります。

前衛彫刻家の成田亨による怪獣デザインの多くは、やはり現代美術・前衛芸術のそれですね。
商業的デザインとは違う。
だからこそ、いつまでたっても心に残るんでしょうね。
消費出来ない。

この時代であり、また芸術家なので予算とか生産性とか無視しているのかと思いきや、意外と考えていたようです。
若い頃にゴジラ一作目などの美術スタッフとして働いていたので、一応はそういうマスプロ的な意識はあったんですね。

ホドロフスキーのデューンみたいな、つまりギーガーっぽいでしょうか。
僕は詳しくなかったですが、以前から成田とギーガーは似ているって人多かったようですね。